Yutaka Takei
Yutaka Takei
竹井豊

福岡出身。中学高校を通して6年間の男子新体操の経験(インターハイ5位・国体2位)の後、国立筑波大学の体育専門学群(舞踊専攻)に入学。運動力学の観点からの舞踊における運動分析を行う。大学在学中に水戸芸術館のV.O.プロジェクトを通してフランス人振付家エルヴェ・ロブと出会い、彼の作品創造および日本・フランスツアーに参加し、パリ市立劇場等で踊る。

大学卒業後1997年夏に渡仏。

1997年より1999年の2年間フランス、アンジェ市にある国立現代舞踊センター(CNDC)で、ジョエル・ブーヴィエ、カルメン・ウェルネール、パトリック・ル・ドアレ、等様々な振付家の作品創造に参加する。

1999年に当時のフランスのカン国立振付センターのディレクターであるカリンヌ・サポルタと出会い、この国立振付センターの専属ダンサーとして3作品に参加する。

2000年よりフランスコンテンポラリーダンスの母とも言われるカロリン・カールソンに誘われ移籍。パリとヴェネチアビエンナーレのカンパニーの一員となり、彼女が彼のために振付けた2つのソロを含む5作品を踊る。

2002年夏、フランスにて彼自身のカンパニー Forest Beats を設立。
以降、2003年 « Letters » 、2004年 « Verre à Corps »、2005年 « Verre à Corps –fusion »、2008年 « SAI les quatre saisons et le cycle de la vie »、2009年 « Flontières flottantes Hommage à lart brut »、 2012年 笈田ヨシ氏とのコラボレーション« Le vent divin Kamikaze »« Palindrome »を発表。

振付家及び演出家として、フランス北部都市ルベの国立振付センターや、スペインのダンスカンパニー・DA.TE.DANZA、ベルギーの演劇カンパニー・Guimbarde、イタリアの演劇集団・Teatro Testoni、ニルス・タウ゛ェルニエ監督の長編映画オーロラのために作品を制作する。

ダンサーとして、レイモンド・ホーゲ氏(80-90年にピナ・バウシュ女史のドラマツルギーを担当)らとのコラボレーション、他分野との交流を発展しつつ、現在、カンパニー Forest Beats アーティスティックディレクター及び振付家兼ダンサーそして教師として、ヨーロッパを中心に活動中。

www.forestbeats.com